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チラり。

本当にロクでもない「チラシの裏」的ぶろぐ。

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2024/05/08(Wed)16:25

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ぶらりめし。

2007/12/01(Sat)01:51

幸運だったなぁと思う。
ゆいや用事があって、乗換えで東中野に降りた。
東京にきて5年にもなるが一度も下りたことないな、とふと気づいた。
おいしい店でもないかなと思って散策することにした。



信号を渡ってすぐの通りに入ると、まだ8時過ぎにも関わらず、
駅前とは思えない閑静な通りに、庶民的な店が立ち並んでいる。
中華料理屋が多く、韓国料理の店が点在していたのは、大久保に近いからだろう。
大衆食堂的な店から、本格的な中華料理屋まであった。
残念なことに昼には、会社の近くのラーメン屋だったので、
当然候補からは外れることになるのだけれど。
今度は中華食いに来てやる、と密かに敵愾心をもっていた。
文字通り、一通り歩いて決めたのが、
今回紹介するお店「キッチン・ドナルド」。
きっちんどなるど
なんとも家庭的な雰囲気の佇まい。
定食屋には少し珍しいガラス扉をくぐると、
板張りの壁に、色褪せた手書きのメニューがところどころに貼ってある。
少し奥のカウンターには、買出しのビニール袋にテレビの光を映していた。
なんとも家庭的なお店である。
お母さん、と呼んでしまいそうになる妙齢のウェイトレスが、
差し出したのは、量の違うお冷と、ビジネスファイルで作ったメニュー。
マジックでふちどった文字に、思わず顔が綻んでしまう。
優柔不断な俺には珍しく、すんなり決まった。
「ミックスフライ定食」。
どこの定食屋にもあるメニューだ。
どこにでも、あるメニューだからこそ味がわかるという気がする。
ただ単に、揚げ物が食べたかっただけなのでけれども。
ゆいやのメニューが時間がかかるそうなので、
読みさしの本を開いて待つことに。
後で気づいたことだが、喫茶店のように穏やかな雰囲気でもあったのだと思う。
ゆっくり本が読める定食屋というのも、乙なものだ。
でてきたメニューは、ごらんのボリューム。
みっくすふらい
ごはんと味噌汁。
漬物に醤油が垂らしてある。
フライは、エビ、チキン(モモ)、カキ。
タルタルソースにレモンが添えてある。
それぞれ味が異なっているので、飽きが来ない。
チェーンの定食屋によく見られるゴールデンブラウンより、
少し黒みがかった揚げ具合が、とても自分好みで嬉しい。
ゆいやが頼んだのは、『若鶏のトマトソース赤ワイン煮込み』。
一口もらったが、ワインの風味が若鶏の香ばしさと絶妙なハーモニー。
なにより、そのやわらかさ。
時間が料理をおいしくする、ということを痛感させられる一品だった。
その後、二人がとても静かだったこは、言うまでもない。
壁の至るところに見かけられたが、「ステーキ」の文字。
次は、ステーキを食いにこようと誓った。
「チャレンジステーキ (400g)」の文字。
おのれ、捨て置くわけにはいかん。
居心地のいいお店で、「食事をした」ではなく、
「ごはんを食べた」と感じた。説明し難いが、そう感じた。
また、よい店にであえました。
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No.17|ぐるめComment(1)Trackback()

Comment

無題

2007/12/06(Thu)03:16

これはよいグルメブログ

No.1|by ある|URLMailEdit

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